むち打ち症
自動車で後方から追突されて起こる可能性が最も高いのは「むち打ち症」です。
では、「むち打ち症」になると、どんな事がおこるのかを下記でお伝えします。
——————————————————————
【頚椎捻挫】
首の筋肉・靭帯・関節・関節包の損傷によって起こる症状。
首が回らなくなったり上下を向きにくくなったりします。首や肩の張り・痛み、背中の
張りや痛み、頭痛、吐き気、めまい、身体のだるさ、腕のだるさ、自律神経症状など
【神経根症】
脊髄から枝分かれした神経の根っこが障害されることにより生ずる症状。
腕や指先のシビレや痛み、腕や手のだるさ・重さ、力が入りにくい、知覚障害など
【バレ・リュウ症】
頸部における自律神経失調による症状
頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、目の疲れ、身体の疲労感など
長期間続くと「うつ病」に移行する場合があります
【脳脊髄液減少症】
脳脊髄液を溜めている膜が損傷され、脳や脊髄を保護したり、その位置を保っている
脳脊髄液が減少することによって起こる症状
初期のうちは起立性頭痛が特徴的。(起立性頭痛とは:起きると5分以内に頭痛が現れ、
横になると30分以内に軽減)
多くの場合が痛み止めなどの投薬治療が効かない。雨の日は悪化する。
めまい、耳鳴り、吐き気、聴力障害、ふらつき、呼吸困難、易疲労、動悸などの症状の
原因が脳脊髄液減少症と分からず長年苦しんでいる方が多くおられます。
当院では脳脊髄液減少症の判断は下せませんので、適切な医療機関へ受診する事を
お勧めします。
したがって、「むち打ち症」により慢性的に苦しめられている方も多いのです。
大切なのは初期段階での適切な治療です。
大阪市のいしだ鍼灸整骨院では、これらの症状を引き起こす様々な原因を一つ一つ
排除し、「1日でも早く治る」を目標に施術していきます。
状態により当院で診れない場合もございますので、その際には医療機関の紹介をさ
せていただきます。