肩甲骨はがしが効果的なのは肩こりだけではなかった
肩甲骨はがしが効果的なのは肩こりだけではなかったというのはどういうことか。
肩甲骨はがしは実は、四十肩や五十肩といわれる症状に
非常に効果的な手技であるという事です。
では、
四十肩や五十肩と一般的に呼ばれているものはどんな感じか。
四十肩や五十肩と呼ばれているものは医学的には
「 肩関節周囲炎 」
と呼ばれる疾患です。
四十肩、五十肩の原因は、
加齢による関節滑膜や筋肉、腱などの性質の変化
血液循環の悪化
だといわれています。
急性の場合は炎症が起きる可能性が高いので安静が必要です。
慢性期間に入ると激しい痛みはなくなりますが、
腕や肩を動かすときに痛みや違和感をともなう場合もあります。
特に急性期の場合は腕を少しでも上げようと力を入れたり寝返りを打っただけでも
激痛が走る場合があります。
炎症がおさまってくると激し痛みは和らぐこともありますが
やはり腕をまっすぐ上にあげることや捻ったりすることはなかなか難しい場合が多いようです。
特に、四十肩や五十肩になる以前から
腕が上がりにくかったりひどい肩こりを感じている場合は
肩関節だけの問題ではなく、
肩甲骨の動きにも改善の必要があるかもしれません。
腕を真上まであげて耳の真横までピシッとまっすぐにするためには
肩関節と肩甲骨の可動範囲が必要になってきます。
これを
「健康上腕リズム」
といい腕を真横にあげたとき、
つまり
90°のときは、60°が肩甲上腕関節の動き、30°が肩甲骨の動きです。
この比率が２：１になっていて、これを「肩甲上腕リズム」といいます。
詳しくはこちらの動画を参考にしてみてください。
この動きの比率がうまく機能しないと
腕の動きも肩甲骨の動きもどちらかでも制限され
腕が上がりにくくなります。
四十肩や五十肩の症状は一説では完治するのに2年以上かかる場合もあるとされています。
では、
四十肩や五十肩が2年後に完治したら四十肩や五十肩になる以前のように
腕はあがりますか？
答えは、
腕を上げるための筋肉と肩関節の可動の回復や肩甲骨の動きの回復が必要になってきます。
そこで、
「肩甲上腕リズム」の動きに必要な肩甲骨の可動域を回復させる手段の一つとして
肩甲骨はがしを当院ではおススメしております。
肩甲骨周りの凝り固まった筋肉をしっかりとほぐし
血流アップの第一歩とします。
筋肉の柔軟性が回復すれば可動も良くなります。
肩関節に関しても肩関節に異常がなく筋肉や靭帯に病変がなければ改善の可能性は充分あります。
肩甲骨はがしは使用用途によっては様々な症状に対応できます。
例えばこんな事例もあります。
寝違え予防のポイントは肩甲骨にあった！？
寝違え予防のポイントは、
僧帽筋と肩甲挙筋という頭を後ろから支えているような役目の筋肉です。
主に肩甲骨と連動するような動きが多く、
肩甲骨が固定された場合は首の動きを助ける役目になります
身体を傾けた時、
頭の重みを支え他の首の筋肉に負担がかかりにくいようにしてくれています。
頭の重さはボーリングの玉ぐらいを想像して下さい
その重さを支えている首の筋肉が寝違えで傷ついてしまい、
そこに頭の重みがかかったら・・・。
この二つの筋肉の血行不良や疲労を防いで健康な状態にしておけば、
他の首の動きに関する筋肉が固まったり傷ついたりしても助けてくれると思われます。
肩甲骨を動かすことで肩甲骨はがしをおこなうには
当院での患者さんへの体操のアドバイスで
肩を動かしてくださいというと
腕をバタバタと動かす動作をすることが多いです。
肩甲骨という背中側にある骨を意識して寝違え予防に
肩甲骨を背骨に対し寄せる離す、
肩甲骨を肩ごと上下に大きく動かすことが
肩甲骨周辺の首や肩の筋肉の血行を回復させます。
寝違え予防の一つとして血行を改善する肩甲骨の体操をお勧めいたします。
寝違えのような首の痛みが続く、病院でも原因不明の痛みの正体とは
寝違えのような首の痛みが続いているのですが、
病院や治療院へ行っても治りません。
病院ではレントゲンや検査でも原因不明と言われ困っています。
「なんとかしてください！」
そう言って来院された４０代の男性
病院からもらったシップを貼ったりマッサージに行って首を揉んでもらったりすると
一時的には軽くなりますが、
寝違えのような首の痛みがすぐにぶり返し、また続きます。
そして、
寝違えのような首の痛みが続くのも気になりますが
首を左右に振る動作をするとゴリゴリと石臼をひくような音がして気になりますとのこと。
来院されて問診表に記入していただいたりカウンセリングを受けていただいている際に
注意深く寝違えのような首の痛みが続く原因をチェックしていると、
だいたいの予想が付きました。
さらに治療を始めてすぐに確信が持てたので
患者さんに
「寝違えのような首の痛みを取るのに骨盤矯正と背骨のバランス調整が必要なのですが施術してもよろしいですか？」
と言うと、
？？？
「首の痛みになんで骨盤矯正！？」
と不思議そうな顔をされていましたが、了解をいただけたので
骨盤矯正と背骨のバランス調整の施術を行いました。
治療後に痛みを確認していただいたところ、
あれだけ続いていた寝違いのような首の痛みは消え
ゴリゴリと石臼をひくような音も出ないとのこと。
治療後のカウンセリングで、
○○さんの脊椎に必要な
「 生理的湾曲 」
というカーブが正常なS字ではなく、
首に負担のかかりやすいカーブになっていました。
正常な姿勢に戻りやすくするために
骨盤矯正と背骨のバランス調整の施術が必要だったわけです。
とお伝えしました。
でもどうして背骨が曲がってると気付いたんですか？という質問がありましたので
来院された時から○○さんの姿勢を見させていただいていて、
問診表の記入やスマホの操作の時、
カウンセリングの時に話を聞く姿勢など
集中すると足を組んで猫背になるという
「 姿勢のクセ 」
をお持ちだと気付いたからです。
と日常生活の姿勢で骨盤の歪みと猫背姿勢が、
寝違えのような首の痛みを続かせる原因と理解していただいたようでしたので
予防のストレッチをアドバイスして終了しました。
施術＋日常生活の姿勢の改善
骨盤矯正を受ける以外でも
日常生活の中で歪みの原因と思われるものをご自身で改善していただく
施術＋日常生活の姿勢の改善
もしあなた様が骨盤矯正を希望したり必要であると判断した場合、
歪みとされるものの原因やレベルは一人一人個人差があります。
まずはしっかりとカウンセリングで骨盤の歪みを予測してから
骨盤矯正を受けた方が、より効果的です。
塚本いしだ鍼灸整骨院は骨盤矯正を効果的に慢性腰痛治療に使用しています。
当院では、
歪みをバキボキするのではなく、
最小限の力で関節の動きを回復させることにより
骨盤矯正の効果として痛みの原因を取り除くことを患者様に説明しております。
人体は全身のバランスをうまく筋肉や関節などで調節して日常生活や仕事をしています。
体のどこかで筋肉や関節などがケガをしたり疲れてうまく動かなかったりすると
そこをかばう為にケガをした以外の筋肉や関節がいつもより頑張らなければならなくなり
いつしか体全体に痛みや違和感といった症状が。
この痛みや違和感の原因を取り除くために骨盤矯正を効果的に慢性腰痛治療にとりいれております。
シップや痛み止めで慢性や急性の腰の痛みを誤魔化すのではなく
詳しい問診と検査により
痛みの根本の原因は何であるのかということに重点を置き治療しております。
慢性や急性の腰痛に限らず、
痛みの根本の原因さえわかれば
治療で改善の経過を早めたり再発を防ぐことも可能なわけです。
もしあなたやあなたの大事な方が腰の痛みや違和感でお困りなら
そんな時は
あなたのお近くにある信頼できる病院や治療院に相談してみてもいいかもしれません
慢性や急性の腰の痛みを病院か整骨院かどちらで診てもらったらいいかわからない時
相談に行けは良いアドバイスいただけると思います。
当院でも
慢性や急性の腰の痛みや違和感を改善するための専門の施術方法
痛みの改善に特化した施術方法があります
いつでも気軽にご相談ください
お待ちしております
＜お電話ご予約＞
０６-６３０５-１１５５
塚本三丁目
いしだ鍼灸整骨院 院長 ふくだまで
詳しい情報はこちらをご覧ください
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